ライオン・テーマ―
L.高橋政輝
先日、中学3年になった息子の中総体を、最後だからと休みを取って見に行きました。
緊張もあって、予選で思うようなタイムが出ずに息子はコーチの前で泣いたそうです。
でも、決勝のレースでは自己ベストのタイムで見事、表彰台に! その雄姿をみて、私も妻も、自然と涙がこぼれました。
パリオリンピック、金メダル大本命の女子柔道の阿部詩選手が、二回戦で一本負け。立ち上がれないほど、声を上げて号泣している姿を観て、こちらも、もらい泣き。
一流選手が、それだけ泣けるぐらい練習を積み重ねてきて、それでも勝てなかった。
人目をはばからずに泣けるぐらい努力はしてきた。勝負の世界、勝者がいれば、敗者もいる、改めて、アスリートの厳しい世界を垣間見て、だから感動を貰えるのだなあ、と実感しました。
もっぱら、どの競技も満遍なく好きで、TVの前では応援団長しながら、昨日も、今日も寝不足の日々です。